この度、第129回日本循環器学会四国地方会を香川県高松市(かがわ国際会議場・サンポートホール高松)において、2026年12月5日(土)に開催させていただくことになりました。歴史ある本地方会を担当させていただくことは大変光栄であり、会員の皆様をはじめ関係各位に心より御礼申し上げます。
数十年前に急性心筋梗塞を救命できる心臓カテーテル治療に憧れ志した時代から、循環器領域は飛躍的な発展を遂げてまいりました。冠動脈疾患、弁膜症、不整脈、重症心不全といった多岐にわたる病態に対し、新規薬物療法の確立や先進的な画像診断技術、カテーテル・低侵襲治療デバイスの進歩がもたらされ、医療の質の向上と救命率の改善に大きく貢献しています。こうした進化を支えているのは医師のみならず、臨床工学技士、看護師、放射線技師、臨床検査技師、理学療法士をはじめとする多職種が連携する強固な「チーム医療」に他なりません。
四国地方会は、全国規模の学術集会と比べてより身近に地域の課題や知見を共有し、温かい人的交流を深める大切な場です。昨今、地方における若手医師を中心とした循環器離れが懸念される中、ベテランの経験と知見を次世代へ継承し、若手・中堅医師、そしてメディカルスタッフが一体となって以心伝心のチーム医療を学ぶことで、改めて循環器診療の奥深さと魅力を再認識できる学会にしたいと考えております。
本会では、日常診療や研究のアップデートに直結する充実した教育プログラムをご用意いたしました。
教育セッション(3セッション):基礎(西山 成 先生)、内科(南野 哲男 先生)、外科(小宮 達彦 先生)の各領域から第一線の先生方をお招きし、最新の知見をご講演いただきます。
教育・実践セミナー:若手医師向けの心電図セミナーやメディカルスタッフ向けのエコーセミナー、禁煙セミナー、医療安全・倫理講習会(DVDセッション)を企画しております。
多職種・若手育成の取り組み:四国支部U40セッションや、ダイバーシティ委員会主催の「心不全療養指導士ネットワークCafe」などを通じ、世代や職種を超えた交流の場を設けております。
充実した学術演題:一般演題に加え、若手研究者奨励賞、学生・初期研修医奨励賞、メディカルスタッフ奨励賞など、次代を担う若い力と多職種による発表・活発な討論の機会を数多く設けております。
ぜひこの機会に、医師のみならず病棟や検査室、カテーテル室を支えるチームの皆様お揃いで高松の地へお越しいただき、実りある熱い議論を交わしていただければ幸いです。また、学会の合間には穏やかな瀬戸内の海や高松の名所に足を運んでいただき、日頃の診療の疲れを癒やすひとときをお過ごしいただければと存じます。
多くの皆様のご参加と温かいご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。