日本乳癌学会中国四国地方会の会員ならびに関係者の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度、第21回日本乳癌学会中国四国地方会の当番世話人を青儀と佐川の2名で担当させていただくこととなりました。関係各位にご高配いただきましたこと御礼申し上げます。
乳癌診療におきましては、近年薬物療法、放射線治療、病理診断、遺伝子診断等の進歩は著しいものがあり、医療者もその技術を駆使して患者さんの「CURE」に向けた努力を積み重ねられておられます。患者さんのために医療スタッフのさらなる精進が必要となっております。
その一方で、乳癌患者さんを取り巻く医療現場における医療スタッフ、すなわち医師、看護師、薬剤師以外でも、検査技師、理学療法士、医療ソーシャルワーカー等、患者さんにそれぞれの専門性を持ってサポートできる部署は拡大しております。様々な領域から患者さんの「CARE」を行うことを認識し積極的に関与することは極めて重要と考えます。もはや医師だけの判断で医療を展開する時代ではなく、チーム医療を行う時代であると認識しております。本会におきましては、サブタイトルにありますように、「新しいCUREとCAREを目指して」乳癌診療を参加ご施設で行う契機になるよう、皆様と情報共有し議論できればと考えています。
会期は2024年9月20日、21日の二日間、市街地の中心にございます松山市総合コミュニティセンターで現地開催とさせていただきます。会開催後は連休も御座いますので、ご存じ湯の街松山市とその周辺にある愛媛県の観光スポットをお回りできるよう配慮させていただきました。チーム医療を謳う本会でありますので、ご施設のスタッフで連れ立ってごゆるりとされ、チーム医療に必須とされるコミュニケーションを積極的に取っていただきますようお願い申し上げます。多くの方々のご参加を心よりお待ちいたしております。
令和5年12月吉日