第126回日本循環器学会中国・四国合同地方会
主催事務局
高知大学医学部  外科学講座
(心臓血管外科学)
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運営事務局
株式会社キョードープラス
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会長挨拶

この度、サンポートホール高松・国際会議場にて第126回日本循環器学会 中国・四国合同地方会を開催させて頂きます。高松市で伝統あるこの会を開催できることを誇りに思い、会員の皆様に心より御礼申し上げます。
近年の循環器領域の診療は、構造的心疾患、不整脈、心筋症、重症心不全や冠動脈疾患そして大動脈疾患に至っても、新たな薬や治療法の開発などで飛躍的な発展を遂げています。また、画像診断技術では、3Dの画像構築技術の導入により、心臓の構造や機能をより詳細に把握できるようになり、手術計画や術後の評価においても大きな変化をもたらしています。
人工知能 (AI) が人間の知能を超える時点であるといわれる「シンギュラリティ:技術的特異点」の到来が近づきつつある現在、加速度的に発展する AI の導入は不可欠です。AI は、循環器疾患の早期発見と正確な診断を可能にし、患者ケアの質と診療効率を飛躍的に向上させるだけでなく、患者データの解析による個別化医療の実現に向けた新しいアプローチを可能にし、私たちの診療スタイルを根本的に変える可能性を秘めていますが、’’病気’’は診れても’’人’’も診る私たち循環器領域に関わる医師を含めたメディカルスタッフの基本的な臨床能力の向上のために、地方会の果たすべき役割は大きく、まだまだ大きな伸びしろを秘めていると考えています。
心臓血管外科領域では、従来の外科的手術に加えて、より詳細な心臓の構造と機能の画像診断に基づいて行われる経カテーテル的弁膜症治療の普及により、従来の「アート」から「サイエンス」の要素が増し、「手技の標準化」は治療成績の向上にとって重要な目標になりつつあります。地方会の役割は、各年代の循環器疾患に関わるメディカルスタッフが、友好的な交流や情報の共有を通じて新しい知見を得て、明日からの診療、教育、研究に活かしていただくことです。日本不整脈心電学会(JHRS)との合同企画「心電図検定レクチャー」や若手研修医セッションなども開催し、昨今の『内科や外科、そして循環器離れ』を危惧する中で、学生、若い医師、そしてメディカルスタッフの方々に『やっぱり循環器楽しい。』と率直な興味を持っていただけるよう、さまざまなプログラムを作成しました。意見を交換し、学び合うことで、皆様の知識をさらに深めていただければと思います。私たちは高松でお会いできますことを心より楽しみにしています。

第126回日本循環器学会中国・四国合同地方会
会長 三浦 友二郎

高知大学医学部 外科学講座(心臓血管外科学)