第55回日本関節病学会
会長 西田 圭一郎
岡山大学学術研究院医療開発領域 運動器疼痛センター 教授
この度、第55回日本関節病学会を主催させていただくことをお認めいただきました会員の皆様に心より御礼申し上げます。
岡山大学整形外科同門では、第8回リウマチ外科研究会(1980年、岡山市)と第19回リウマチ・関節外科学会(1991年、松山市)を山本純己先生が、第28回リウマチ・関節外科学会(2000年、岡山市)を井上 一先生が、第46回日本関節病学会(2018年、岡山市)を尾崎敏文先生が主催されており、9年振り・5回目となります。会期は2027年7月2日、3日の2日間で、開催地は倉敷市とさせていただきました。
学会のテーマは「百錬自得」としました。「錬」は技術や心身を繰り返し鍛えて磨き上げる、という意味を持ちます。「百錬自得」は、一つのことを完全に身に付けるために、百回、それ以上繰り返しなさいという訓えです。「何事において継続して努力し続けること」という意味でも使用されます。整形外科手術においても繰り返しの習練が必要であることは言うまでもありませんが、こういった習練は意味のない繰り返しではなく、その先の独自の道を切り開く力となります。一方で副題は、「and one, そして次へ」といたしました。美しく、流れるような手技は、途切れることのない呼吸から生まれます。呼吸は痛みの治療でも注目されている瞑想やマインドフルネスにも通じるものです。途切れることなく「and」が表現され、次の動作に移っていく様子は、手術のみならず全ての道に通じる境地ではないかと考えています。
特別講演では、第34回の本会会長をお務めになりました村澤 章 先生(新潟県立リウマチセンター)にご講演いただきます。日本関節病学会の歩みとともに、整形外科がどのように関節リウマチ診療に関わってきたかをお話いただけることになっております。例年通り、教育講演、会長推薦臨床実践講座、シンポジウム、各種セミナー、など種々の企画を鋭意準備して参ります。
倉敷は岡山観光の目玉となる街で、美観地区をはじめとしてお洒落なお土産物やグルメをお楽しみいただくことができます。美観地区や商店街の外れにある料亭旅館や昭和レトロな居酒屋を探し歩いていただくのも楽しいと思います。少し足を伸ばせば、瀬戸大橋、造山古墳、鬼ノ城なども車で1時間以内の場所にあります。是非この機会に岡山観光もお楽しみいただけましたら幸いです。
挨拶文は今後も随時更新して参ります。皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。