一般社団法人日本Acute Care Surgery学会の学術集会で発表される医学系研究は、研究倫理に関連するすべての法律、政令、省令、指針及び通知等を遵守して行うことが求められ、そのために「日本Acute Care Surgery学会学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」が作成されました。
会員・非会員が学術集会へ演題を応募する際には本指針を遵守する義務があります。
本指針は、会員・非会員の自由な研究活動に制限や拘束を加えるためのものではなく、あくまで研究者が研究対象者の福利を最優先に考え、法令・指針等を逸脱することなく幅広い研究活動を行うための規範です。
つきましては下記の開示方法に関する内容を必ずご一読いただき、演題応募の際には【応募演題の倫理的手続き】についてご登録をお願いいたします。
※ | シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップで不採択の場合の一般演題への応募について等も画面の指示に従って選択してください。 |
※ | 採用セッション、発表形式については、会長一任とさせていただきます。 |
シンポジウム (公募、一部指定) |
A-1. 都市部と地方におけるACSの現状と課題 |
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ACSを中心とした救急医療における地域格差はより顕著となっている。それぞれの施設、地域の現状と課題、さらには各施設における様々な取り組みを提示していただき、環境や立場の異なるAcute care surgeonから意見を求め、各地域における最適なACS医療体制を探る。 | |
A-2. 外傷性膵・十二指腸損傷に対する治療戦略 | |
外傷性膵損傷と十二指腸損傷はときに合併し、その複雑な周囲解剖や臓器特性から診断や治療に難渋する事が多く、適切な治療が行われなければ重篤な合併症や関連死亡を伴う。治療成績向上には膵損傷、十二指腸損傷において特徴的な治療戦略や術式を熟知する必要があり、各施設の治療ストラテジー、手術のコツとピットフォールを提示していただきたい。 | |
パネルディス カッション (公募、一部指定) |
B-1. ACSが拓く未来 Acute care surgeonの育成 |
Acute Care Surgeryは本邦でも少しずつ認知されてきているが、まだ外科の一分野として確立しているとは言い難い。その理由として、1) Acute Care Surgeryの診療領域が施設によって多種多様であること、2) 新専門医制度の中に明確な位置づけがないこと、3) 他の臓器別専門外科のような認定施設や指導医制度がないこと、などが挙げられる。今後のキャリアパスを見据えたうえで育成・拡充のためにどのような制度を作っていくべきか、各施設の考え方を示していただきたい。 | |
B-2. ACSにおけるFailure to rescueの実態と対策 | |
ACSは重症例、多臓器損傷例を扱うことも多く、救命できない症例も経験する。また、重症外傷例などの頻度は減少傾向にあり、特に若手にとっては実際に自らが経験する機会が失われつつある。演者の忘れることができないFailure to rescueの症例を共有し、その経験を未来に生かすべく、対策を含めて議論する。 | |
B-3. 救命医と外科医の連携と融合 | |
救命医と外科医は所属やキャリア形成のバックグラウンドなどが異なるため、ACSにおいて連携および相互の理解が困難な場合も認められる。本学会はまさにその両者が集い異なる立場から意見を交わすことにより新たな領域を切り拓いてきた。各施設ならびに本邦における救命医と外科医の融合に向けた課題と対策を議論する。 | |
ワークショップ (公募、一部指定) |
C-1. ACSチームに求められる院内体制 メディカルスタッフの役割 多職種との連携 |
ACSはチーム医療としての総合力が特に発揮される領域であり、院内体制の充実は必須である。ACSの治療成績向上に向けた日々の院内体制整備、スタッフ間の連携や役割り分担に関して多職種から意見を求める。 | |
C-2. ACSにおける働き方改革と待遇改善 | |
Acute care surgeonの労働環境、待遇の改善は救急医療維持において必須である。また、働き方改革は施設全体としても重要な課題であり、ACS部門の立ち上げと業務分担の明確化により、他の外科医の負担軽減、さらには病院収益増加なども期待される。ACSにおける働き方改革と、ACSがもたらす未来像を検討する。 | |
C-3. この症例どう救命する!? | |
ACSは手術適応、術式、術後管理方法など難しい選択の連続である。実際の治療選択に難渋した症例を提示し、指定討論者とフロア参加者全員によるリアルタイム投票方式を用いて治療戦略を検討する。 (本セッションの登壇者はすべて指定とさせて頂きます。) |
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C-4. ACSが担うOncological Emergency | |
悪性疾患に対する緊急手術は救命が第一であるのみならず、さらにその後の腫瘍学的治療を見据えた戦略が必要である。がんに対する予定手術とは異なる、がん救急医療におけるACSの役割、現状、課題、さらには術式を提示していただく。 | |
C-5. Surgical rescueの現状と展望 | |
術中・術後の合併症例に対する手術療法やカテーテル治療などは「Surgical rescue」に含まれ、ACSが扱う新たな領域として近年注目されている。Surgical rescueは治療成績改善に加え、入院期間短縮による病院経営への寄与など施設内での重要性も非常に高い。各施設におけるSurgical rescue の現状、運用方法などを提示していただき、Surgical rescueの可能性を議論する。 |
※ | 学生・研修医カテゴリーの演題には、アワードを設ける予定です。 |
※ | 応募の際、発表希望形式を選択してください(口演/ポスター/どちらでもよい)。 |
※ | 採用セッション、発表形式については、会長一任とさせていただきます。 |
1)Trauma Surgery | |
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D1-01. ダメージコントロール手術 | D1-09. 肛門直腸損傷 |
D1-02. 心損傷 | D1-10. 腎・尿管・膀胱・生殖器損傷 |
D1-03. 大血管損傷 | D1-11. 骨盤損傷 |
D1-04. 肺・胸壁損傷 | D1-12. Non-operative Management |
D1-05. 肝損傷 | D1-13. Open Abdomen Management |
D1-06. 膵、十二指腸損傷 | D1-14. 外傷診療システム |
D1-07. 脾損傷 | D1-15. 教育 |
D1-08. 腸管・腸間膜損傷 | D1-16. その他 |
2)Emergency General Surgery | |
D2-01. ダメージコントロール手術 | D2-08. 大腸穿孔 |
D2-02. 急性虫垂炎 | D2-09. 腸管血流障害 (腸間膜動脈血栓、NOMI等) |
D2-03. 急性胆嚢炎、胆管炎 | D2-10. 腸閉塞 |
D2-04. 急性膵炎 | D2-11. ヘルニア嵌頓 |
D2-05. 食道破裂 | D2-12. Oncologic Emergency |
D2-06. 上部消化管穿孔 | D2-13. 教育 |
D2-07. 急性消化管出血 | D2-14. その他 |
3)Surgical Critical Care | |
D3-01. Damage control resuscitation | D3-07. 深部静脈血栓症 |
D3-02. 循環管理 | D3-08. 熱傷 |
D3-03. 呼吸管理 | D3-09. 創傷管理 |
D3-04. 急性血液浄化療法 | D3-10. 栄養管理 |
D3-05. 敗血症 | D3-11. 周術期管理 |
D3-06. 凝固障害 | D3-12. その他 |
4)Surgical Rescue | |
D4-01. 術中合併症(IVRを含む) | D4-03. 連携(診療科、他職種) |
D4-02. 術後合併症 | D4-04. その他 |
5)メディカルスタッフ | |
E5-01. 看護師 | E5-03. 栄養士 |
E5-02. 救急隊員・救命士 | E5-04. その他 |
6)学生・研修医 | |
F6-01. 学生 | F6-02. 研修医 |
7)その他 | |
G7-01. その他 |
最大演者数 | 筆頭演者と共同演者を合わせて20名まで |
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最大所属施設数 | 10施設まで |
演題名 | 全角60文字以内 |
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抄録本文 | 全角1,000文字以内 |
・ | 英字および数字は、半角で入力してください。 |
・ | ローマ数字、○付き数字、半角カタカナは使用できません。 |
・ | 文字装飾や特殊文字については、演題登録画面内の案内をご参照ください。 ※< > /の記号を使うときは必ず全角の< >/を使用してください。 |
・ | 抄録本文内の小見出しの括弧は、【 】を使用してください。登録ページ内に、コピー可能なテキストが掲載されています。 |
1. | 「新規演題登録」ボタンから開く演題登録画面で必要事項および抄録内容を入力し、登録してください。 | ||
2. | 最初に抄録を登録する際に、登録者ご本人に任意のパスワードを決めていただきます。パスワードは、6桁~8桁の半角英数字で設定をお願いいたします。 | ||
3. | 演題登録が完了すると発行される登録番号は、筆頭演者のメールアドレス宛に自動送信される演題登録受領メールに記載されます。メールが届かない場合は、メールアドレスの入力が間違っていることや、セキュリティー設定のため受信拒否と認識されている可能性がありますので、登録時のメールアドレスの再確認やドメイン指定受信の設定・迷惑メールフォルダのご確認をお願いいたします。 | ||
4. | 発行された登録番号とパスワードは登録者の責任において管理してください。登録番号とパスワードをお忘れになりますと登録確認・変更・削除ができなくなりますが、セキュリティーの関係からパスワードのお問い合わせには応じられませんのでご注意ください。 | ||
5. | 登録された抄録に関しては、誤字・脱字・変換ミスを含め、原則として主催事務局では校正・訂正を行いません。そのまま印刷されますので、登録者の責任において演題登録完了後は必ず「演題確認・修正」画面で内容を確認してください。 ※所属の記載は主催事務局にて調整する場合がありますのでご了承ください。 |
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6. | 一度登録された演題に修正を加えるときは、「確認・修正」ボタンを使用します。 締め切り期限前であれば、登録番号とパスワードを入力することにより、何度でも修正・確認をすることができます。 また、削除ボタンから、登録された演題を削除することもできます。
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・ | 演題の採否、ご発表形式、ご発表日時の決定は会長にご一任ください。 |
・ | 演題の採否通知は、8月初旬頃、ご登録いただいたメールアドレスへ送信いたします。 |
※ | 登録したはずが、確認のメールが届かない方へ 正しいメールアドレスが登録されていれば、演題登録受領メールは数時間のうちに自動送信されています。 演題登録受領メールが「迷惑フォルダ」に振り分けられてしまっている場合がございますので、未着と思われる場合は迷惑フォルダの中に「@t-inform.co.jp」のアドレスからのメールの有無をご確認ください。 メールが届かず、迷惑フォルダの中にも確認できない場合は、登録自体が完了していない可能性がありますので、下記運営事務局までメールにてお問い合わせください。 |