日本定常流ポンプ研究会学術集会2020

人工臓器研究の進歩と臨床展開ー日本から世界へ発信する人工臓器学ー

謝 辞

 2020年(令和2年)11月12日(木)~14日(土)の3日間、第58回日本人工臓器学会大会を高知市(高知県立県民文化ホール・三翠園)にて開催させていただきました。

 ご存じのように中国の武漢で発症した新型コロナウィルス感染症(COVID-19 infection)はパンデミック化して世界中の人々を苦しめています。そうした中、本大会は「開催地の最新の感染状況から判断する」という条件付きで、直前の理事会の承認を得て、現地集合型開催とさせていただきました。施設の許可が得られないため、現地に来られない一部の発表者(欧米からの招待講演者も含む)のみ、「音声付スライドでの発表」にて業績とさせていただきました。私共が作成したオリジナルの「COVID-19感染症対策マニュアル」に沿った学会運営に全面的にご協力してくださった皆様のおかげで、参加者全員がご無事にお帰りになりました。大変なご不便とご負担の中でのご参加にも関わらず、大会期間中は多くの皆様から生涯忘れることがない励ましのお言葉やご厚情をいただきました。本当にありがとうございました。心から御礼申し上げます。

 会期中は本学会のメインテーマであります「人工臓器研究の進歩と臨床展開:日本から世界へ発信する人工臓器学」に相応しい高い見識とアイデア溢れる354演題の素晴らしいご発表がありました。幸運なことに3日間の参加者総数は予想よりはるかに多い693名と大盛況でした。久しぶりにface-to-faceでの人的交流を楽しんでいただいただけでなく、明日からの研究および診療に活用できる貴重なevidenceやknowledgeも習得できたものと確信しています。2日目に小雨がぱらつく時間帯が短時間あったものの、初日と最終日は晴天に恵まれ、「天の時・地の利・人の和」に助けられました。

 Withコロナ時代の大変厳しい状況にも関わらず、輝かしい歴史と伝統を有する日本人工臓器学会大会を四国で初めて開催させていただいただけでなく、日本人工臓器学会理事長職も兼務しながら主催できたことは一生の思い出となりました。これも偏にここに至るまでに格別なご尽力とご支援をいただいた妙中前理事長、学会事務局の太田様をはじめとする理事・役員・評議員・会員および参加者の皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。また万全のコロナ対策で学会運営を遂行してくださった学会運営事務局のキョードープラス(岡山市)の皆様に対しても厚く御礼申し上げます。

 来年度の第59回大会(2021年11月25日~27日,ヒルトン東京ベイ)は千葉大学医学部心臓血管外科の松宮護郎教授が大会長をお勤めになられます。New Normal時代に相応しい素晴らしい大会になることを祈念申し上げて、謝辞とさせていただきます。このたびは本当にありがとうございました。

2020年(令和2年)11月15日
第58回日本人工臓器学会大会 大会長
日本人工臓器学会 理事長
花﨑和弘 拝

会期:2020年 11月12日(木)〜14日(土)、会場:高知県立県民文化ホール 三翠園、会場:花﨑 和弘 (高知大学医学部外科学講座外科1 教授)

最新情報

2020/10/29
事前参加登録システムが現在繋がりにくい状況となっております。
繋がらない場合は、時間をしばらく時間をおいてから再度お試しください。
2020/10/05
採択一覧を掲載いたしました。
2020/09/24
プログラムを掲載しました。
2020/09/14
2020年11月12日(木)「日本定常流ポンプ研究会学術集会2020」を開催いたします。
演題募集開始いたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2020/07/13
演題募集の受付を終了いたしました。 多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
2020/07/20
宿泊案内を開始しました。
2020/07/13
演題募集の受付を終了いたしました。 多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
2020/07/03
演題募集を7月10日(金)まで再延長しました。
2020/06/26
演題募集を7月3日(金)まで再延長しました。
2020/06/19
演題募集を6月26日(金)まで延長しました。
2020/05/15
演題募集を更新しました。
2020/04/28
演題募集を開始しました。
2019/12/13
ホームページを公開しました。
 
 
 
 

第58回日本人工臓器学会大会